プロポリスとは

プロポリスとは、ミツバチの巣から摘出される「天然の抗生物質」と呼ばれているもので、ミツバチ自身の唾液やミツロウを使い天然の樹木の樹液などと混ぜ合わせて出来たものです。ミツバチはプロポリスを、巣の内部のすきまに埋めたり、内張りを作ったりするのに使用すると言われています。そして、ローヤルゼリーやハチミツなどと違って、1個のミツバチの巣の中から、非常に少ない量しか採取できません。さらに、プロポリスは樹木の樹液からできるため、採取した産地によってプロポリスの質が大きく異なり、プロポリスを集めることのできるミツバチも限定されています。もちろんプロポリスを人の手によって生産することは出来ませんので、こうした面からも良質のプロポリスは非常に貴重なものとして扱われています。
プロポリスの主成分はプラボノイドです。プラボノイドには ビタミンPが多く含まれています。ビタミンPにはケルセチンが多く、更にベータカロチンも含まれており、ビタミンCの吸収を助ける働きがあります。

プロポリスの効能

プロポリスには様々な効果があると言われています。プロポリスの一番の特徴は抗菌作用および抗酸化作用ですが、その他にも鎮痛痲酔作用、免疫作用、抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗癌作用、抗HIV・抗AIDS作用などの生体免疫機能活性化作用、多様な生理活性機能を持っています。それはプロポリスに含まれるプラボノイドの効果が一番大きいのです。
プロポリスの抗菌作用および抗酸化作用は、体内の血管や細胞で発生する種々の活性酸素による障害から細胞を保護します。ちなみに活性酸素は炎症、アレルギー反応、血小板凝集脂質過酸化などを引き起こして細胞を傷つけ老化や動脈硬化、血栓症などのさまざまな疾患に関わりをもっていることが明らかになっています。
プロポリスは皮膚疾患では、やけど、水虫、ウオノメ、アトピー性皮膚炎、ウイルス性皮膚疾患に効果があり、さらに、胃炎、胃腸潰瘍、十二指腸炎、大腸炎、膀胱炎、腎臓炎、前立腺障害、喘息、気管支炎、結核、肝炎など。動脈硬化や貧血にも効果があるようです。その他、ものもらいなどの目の炎症、歯痛や口内炎、歯槽膿漏、さらにはお酒を飲んだ後の二日酔いや育毛効果もあるようです。なかにはガンが治ったとの報告もあるそうです。

プロポリスの効果

プロポリスをはじめとする健康食品や自然派食品などの人気が高まり、本来人間に備わっている自然治癒力を利用して、病気を予防しようとする考え方が多くの人たちから支持されています。プロポリスが「天然の抗生物質」と呼ばれているように、プロポリスのもつ抗菌作用および抗酸化作用が注目されるのも当然のことです。
現在多くの医療現場で使用されている様々な抗生物質は1940年以降に登場したもので、それ以前の医療の現場では抗菌作用のあるプロポリスが使用されていたという記述も多く残っているそうです。アリストテレスの「動物誌」の中でプロポリスが、皮膚疾患、切り傷、感染症に効果があるとしており、ローマのプリニウスも「博物誌」で体内に入ったトゲの摘出や神経症、皮膚病に有効と記述しているそうです。その他の文献でもプロポリスは、腫瘍、炎症、毛髪の発育促進などにも使われていたとのことです。
予防医学の必要性に注目が集まる現代では、人間が本来持っている自然治癒力を高め、プロポリスのような副作用を全く心配することのない自然の力を利用して、病気を予防していこうとする考えは、ますます高くなっていくことでしょう。

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