膝の痛みの原因は変形性膝関節症によるものが多いですが、スポーツのしすぎや体質など、さまざまな原因が考えられます。
膝が痛み始める原因には、肥満や体型、スポーツ障害、日常の生活習慣や運動習慣、遺伝などが挙げられます。太り過ぎて肥満になってしまうと足に大きな負担が掛かり、膝に痛みを感じたりします。O脚気味の人は、偏った力が関節の内側に集中し、逆にX脚の人は外側に力が集中して膝が痛む場合があります。また、身体の歪みが膝の痛みの原因になることもあります。長時間の立ち仕事やハードなスポーツで骨に負担が掛かると、バランスの良くない力が骨に加わり、関節にダメージが出やすくなり膝が痛みます。体質や遺伝が原因で膝が痛む方は、軟骨が摩擦しやすいタイプの人が多く、足だけでなく腰や肘にも注意が必要です。膝の痛みの原因はさまざまですが、日常生活で関節が歪まないようにしたり、バランスの取れた食事を摂ることも大事です。また、加齢による身体の老化からも膝の痛みは来るとされています。体内の血管が衰え、きれいな血が筋肉や内臓器官に行き渡らなくなってしまうと、体中の関節や軟骨に問題が生じやすくなってしまいます。膝に痛みを感じ始めたら、スポーツをする時は充分なストレッチを行ったり、仕事中や普段の生活でアンバランスな姿勢をしてないか見直してみましょう。
コンドロイチンが含まれている薬が膝の痛みに効くとして注目されているようです。腰痛や関節痛にも良いと言われているコンドロイチンですが、もともとコンドロイチンは動植物の体内に存在し、関節軟骨に含まれている成分です。人の体では若いときは盛んに合成されますが、老化と共に減少してしまいます。コンドロイチンには関節組織の円滑化や骨の形成を助ける働きがあるとされ、コンドロイチンが減少すると、関節軟骨が磨り減り、変形性ヒザ関節症になりやすくなって膝の痛みを感じるようになります。コンドロイチンは30歳前後から減少していくと言われていますが、意識的に補充することで、変形性ヒザ関節症の予防が出来ますし、膝のクッションの役割が急激に衰える事がなくなります。コンドロイチンは食品からも摂取する事が出来て、フカヒレ、スッポン、納豆、オクラ、鳥の軟骨や皮、なめこなどに含まれています。こうした食品が苦手だったり、膝の痛みが既に出ていて辛い方は、コンドロイチンを薬やサプリメントと一緒に摂取するように工夫すると良いでしょう。コンドロイチン硫酸ナトリウムは医薬品として注射液で腰痛症、関節痛、五十肩などの治療に使われますが、食生活改善と適度な運動を併せることで、より良い膝の状態が保てると思います。
膝の痛みと聞くと、腰痛や五十肩のように中高年に多い症状というイメージがあります。しかし、膝の痛みはスポーツや体質、遺伝が原因で起こる可能性があります。膝の痛みを改善する為の運動療法として毎日運動をしたいと考えている方には、水中ウォーキングがおすすめです。水中で後ろ向きに歩いたり横に歩いたりするのは、関節周りの筋肉の強化には良い動作となります。普通のウォーキングも変形性膝関節症などの治療を目的として行われますが、水中ウォーキングは膝の痛みを感じさせず歩く事ができ、関節周りの筋肉を適度に鍛えられます。また、家で出来る運動として、椅子に座りながら足を上げる運動があります。この運動は、膝の痛みをすぐに軽減させるような効果は期待できませんが、太腿の筋力をつけて、膝への負担を減らすことができます。また、毎日適度に運動して膝を動かすことで、日常生活では鍛えられない関節周辺の筋肉を強化し、膝の痛みを和らげます。階段を昇り降りするときに痛みを強く感じたり、立ったり座ったりする際に痛みを感じたり、歩くだけでも痛いなど、膝の痛みの症状はいろいろですが、長時間立ちっぱなしの仕事や、重い荷物の持ち運びなどは膝に良くないので、時折ストレッチ運動を行うなど、日々の生活から出来ることをしていきましょう。